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Part 5: 橋渡し — VST3 契約 → JS/Web
本 Part は、Part 4 で整理した VST3 ホスト契約を、Web プラットフォーム(AudioWorklet、V8 isolate、SharedArrayBuffer、HTML DOM、Web MIDI)上でどう再現するかの対応表です。ブラウザ(Chromium)をパッチして VST3 プラグインを AudioWorkletProcessor として動作させるフレームワークを構築する際の、設計時に常に手元に置く参照ドキュメントとして機能することを意図しています。
5. 本 Part の読み方
各セクションは「左に VST3 側の契約、右に Web 側の対応機構」を並置する対照形式を採用します。対応が素直に取れる箇所と、契約そのものが Web 側に存在せず擬似的にしか模倣できない箇所の両方を明示します。
図 5.0.1 Part 5 の構成
5. セクション一覧
- 5.1 リアルタイム制約 vs V8 GC / JIT / Deopt
- 5.2
IAudioProcessor::processvsAudioWorkletProcessor.process - 5.3 スレッド間通信:
IMessagevspostMessage/ SharedArrayBuffer - 5.4
IPlugView→ HTML UI + ネイティブウィンドウ埋め込み - 5.5 State chunks →
structuredClone/ JSON / バイナリ - 5.6 PDC →
AudioContext.outputLatency/ 手動補正 - 5.7 サンプル精度オートメーション →
AudioParamと限界 - 5.8
IEventList→ Web MIDI API - 5.9 既知の課題と未解決問題リスト